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マラングルート4泊5日

このルートの出発地点はマラングゲート(1800m)。
車ですと、アルーシャから2時間、モシからは40分。ゲートまで道は、全てアスファルト舗装されています。
登山初日は登る時間が短いので、朝アルーシャを発っても大丈夫です。
マラングゲート付近に4つのホテルがあり、一泊した後、朝ゆっくりと準備して登山に挑むこともできます。

<一日目>
ゲートで入山手続きを済ませて、登山開始。
すぐに周りの景色は一変します。クスノキやネムノキ、オリーブなどの大木の枝から地衣類が垂れ下がり、空を覆い隠します。それら木々の間には、巨大なシダ類の植物が生え、小さな花達が足元を飾ります。

2時間ほどで中間地点に到着。ベンチとトイレの設備があり、ここでお弁当を頂きます。
この辺りから、道沿いに小さな赤いホウセンカの花が目立ち始めます。これがImpatiens Kilimanjari というキリマンジャロ固有の種です。
登山道は整備されていて、歩きやすいです。所々に少し傾斜がキツイ場所はありますが、長くは続かないので、休憩を挟んでいけば大丈夫です。
運が良ければ、ブルーモンキーの群れと遭遇したり、道沿いに流れる沢などが、ホッとさせてくれます。

中間地点から1時間半ほど登ると、風景が変化します。
5m〜10mの高さのEricaやPhilippia などのヒース林が姿を現します。
このヒース林を更に1時間ほど歩くと、マンダラハット(2700m)に到着です。

所要時間:4時間30分

<二日目>
マンダラハットから30分ほどは、まだ森が続きます。
この辺りの森には、ブラック&ホワイトコロバスモンキーという毛と尻尾が長い猿がよく見られます。
森を過ぎると、ヒース林が再び現れますが、高さ2m以下の低木になり、これから高度が上がるにつれて、更に低くなっていきます。
低木のヒース帯を30分ほど歩いた所にビューポイントがあります。天気が良い時には、前方に目指すキボ峰、右側にもう一つの峰マウェンゼが遠くに見えます。
道沿いの木を注意深く探してみると、小型のカメレオンが見つかるかもしれません。
ここから先は、ヒースも低木というよりは、茂みのようになり、まだらに生えているだけ。草原のようにひらけた中を歩いて行きます。
キリマンジャロ固有種のロベリア(Lobelia deckenii)が見つかるのが、この辺り。近づいてよく見ると、重なった葉の間には、紫色の花が隠れています。
また、Protea、RedHotPoker(Kniphofia), EvarLastingFlower などの高山に咲く花達が見られ始めます。
今日の登山は、上り下りが続き大変ですが、休憩ついでに周りの小さな植物に目を向けてみてください。
マンダラハットから3時間ほどで、中間地点に到着。ベンチとトイレがあり、ここでお弁当を食べます。
ここはすでに雲海の上。天候に変わりやすく、体を止めているため寒さが襲ってきます。ジャンパーを持っていると便利です。
ここからホロンボハット(3720m)まで、約2時間。これまでと同じような上り下りの登山です。
どこまで続くのかな、と角を曲がると、目の前にホロンボハットがバッと現れ、その奥にキボ峰が少し近くに見えます。
ホロンボハットの横に流れる小川沿いには、これもキリマンジャロ固有種のセネシオ(Senecio kilimanjari) が群生しており、ちょっと奇妙な風景が見れます。

所要時間:6時間                        

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(大森まで)